空気イスで月見 趣味ブログ

偏ってる系偏屈オタク 好きなものは好き

ミュージカル薄桜鬼土方篇 「冷厳な瞳」の美しさ

タイトル通り。

私はこれで盆の味を覚えた。

この曲が流れ、盆が回り続ける場面の美しさは半端じゃない。歌も、芝居も、装置も、効果も。

薄ミュは一曲で一場面作るよりも場面と場面の間を曲で繋ぐことがけっこうあるんじゃないかと思うけど(他のミュージカルと比較したわけではないです。主観。)ここの転換の美しさはもうものすごい。オープニングは「道標」、すぐに「ヤイサ」で畳み掛け、この「冷厳な瞳」でストーリーが動き出して本当の意味で土方篇が始まるんだと思う。

歌詞の内容は原作だと千鶴のモノローグで、土方歳三のこれまた美しいスチルが映る場面。土方歳三の気迫を千鶴が感じとり圧倒され動けなくなる場面。無粋な言い方をすれば一目惚れする場面なんですよ。原作をやった人なら印象に残っている場面ではなかろうか。

その千鶴が感じたことを土方が歌ってしまうというミュージカル表現。素晴らしすぎる。土方という男がどんな男なのか。ゲーム媒体ならヒロインのフィルターを通すのがいいだろう。でもミュージカルなら、土方自身が歌で表現できてしまう。圧倒される。おれたちが千鶴(ある意味それはそう)。

月のように光る照明!!薄暗い淡く紫がかった空気!

そして回る盆!!!!!!千鶴を囲む土方沖田斎藤!!!

盆が回ってる最中は左右手前奥が入れ替わって分からなくなるじゃないですか、そこを千鶴がふらふらと、逃げようと、右往左往する、するんだけど沖田斎藤が行手を阻むから逃げられない。迷い込んでいく。これがここからの千鶴の運命を暗示しているように思えて。沖田斎藤は実はそこまで動いていなくて、千鶴が動いてるから2人にぶつかってしまうんだよね。このドツボに嵌っていく感じ。でも最後は(追い立てられてるけど)自分の足で屯所に入る。うーんこの。ただの場面転換では終わらせない。すごい。

千鶴に刀を突きつける土方。でも本当に彼が「問いかけ」ているのは自分に対して。ラストで千鶴が言うには「桜は、土方さんに似ています。」と。もう歌詞を見てもらうしかないんだけど、土方自身が、桜と自分の境遇を重ねて歌い上げ、舞台上では千鶴を尋問しているように見えても、実は自分に、自分が今やっていることは、やるべきことは何か、と問い質してる。この厳しさ。ストイックさ。彼は不穏因子を前にめちゃくちゃ冷静で頑としている。純粋にかっこいい。

千鶴と土方の関係を考えていると本当に楽しい。最初、千鶴は土方のことを恐い人だと思ってもいて、それは少女マンガにありがちな第一印象は最悪!(顔をしかめる)みたいなベタ要素も踏まえているのが乙女ゲームとして上手いと思う。切っ先突きつけて引き回すような男だもんな。でも千鶴は土方の厳しすぎる美しさを感じているし、ただでいる女ではなく振り切って逃げようとする女なので。土方の理想を支えているがそこにはちゃんと我がある。ちなみに私は土方√の江戸女な千鶴が1番好きです。

全部盆に載せて回すことで土方歳三の人格、美しさ、運命、が『薄桜鬼』でとても大切な桜と月に象徴されて昇華されていると思います。色々なことが起きている場面。ため息が出るほど美しい。

舞台だとどうしても遠目で見ることになるのに、スチルのアップの土方の「瞳」を歌と仕草で表現したのがすごいなと何回観ても思う。矢崎広さんはマジで歌が上手い。凄すぎる。黒髪と隊服姿が美しい。矢崎さんの2次元を3次元にする力は凄かった。大好きな役者さん。早く生の舞台で観たい。

我々は船員となり、海となり、そして松明となった 2代目Pirates of the Frontier 東京公演感想

ヨーホー!

正確には松明になったんじゃなくて松明(ペンライト)を振ってただけなんだけど。

 

CAUTION! 

筆者は

2代目劇団シャイニング全肯定

若手俳優さんについては全く知識がない

人より少し舞台が好きだけどずぶの素人

ゲーム本編プレイ済みのうたプリファン

です。以上をご理解いただいた上、読み進めてください。また、筆者が参加した16日夜公演と21日昼公演の内容・状況に基づいた感想や考察がありますが、正確な情報である保証は全くできません。

物販や入場については公式サイトで最新情報を確認してください。

劇団シャイニング ポータルサイト

 

 

以下、シアターシャイニング『PIrates of the Frontier』

劇団シャイニング from うたの☆プリンスさまっ♪『Pirates of the Frontier』とパンフレットのネタバレがあります。

 

 

 

 

 

 

めっちゃよかったです……

良くも悪くも、いや、悪いところもよかった。最高の二代目パイフロ。初代を踏まえて作ってくださっていることが伝わってきましたが、踏襲にとどまらずにオリキャラも含めてしっかりと2代目のカラーを押し出しているところが最高、脚本も演出もキャストの方々も。うたプリとは別物なんですけど、ちゃんと from うたの☆プリンスさまっ♪ で、うたプリファンが普段応援しているアイドル達が出演しているわけではないんだけど、うたプリワールドの中に存在している、みたいな。うまく言えない。とにかくよかった。

2回見に行ったので、キャストさんやスタッフさんの成長を感じられたのもよかったです。公演が終盤になればなるほど、演出効果とお芝居がかっちりはまっていて見ごたえがあったし、なによりキャストさんのお芝居や立ち回りが洗練されていくんですよね……成長速度早すぎでびっくりしたよ……すごすぎる。

入場した瞬間からもうそこは海!波の音が聞こえてきます。後方座席は特に臨場感がありました。いまから航海にでるんだよ!開演5分前くらいに海賊さん(アンサンブルさん)が挨拶に来てくれます。みんなで「ヨーホー!」「アイサー!キャプテン!」の練習をします。めっちゃ楽しいです。気のいい海賊さんたちなので手をふると応えてくれたり、喋ってくれたり、目を合わせてくれます。とにかく近い。とある回ではラム酒の作り方を解説してくれました。ひとつ賢くなれる。

いよいよ舞台が始まり……オープニングがあるのですが、これがすっごくいいんですよ。客席の上を波が通過し、アクションはすごいし映像もあるしキャラクター紹介もある。目が足りない。キャラ同士の関係性を出すために絡みのあるキャラ同士が、こう、動きます。たとえば白い悪魔にスミスが付き従ってたり、イッキとマルローが共闘したり。目が足りない。マルローが短剣を高く投げてキャッチしたり、失敗してイッキに拾ってもらったりする。かわいい。

 

ここからはキャラクター別に書いていきます。

 

 イッキ

圧倒的主人公。2代目イッキ役小澤廉さんは俳優好きの友人曰くとても人気な俳優さんだそうで……というか小澤さんに限らずキャストさん全員すごい方なんですね…出演してくださってありがとうございます。まず、これはすべてのキャラクターに言えることですが、ビジュアルが素晴らしかったです。公式サイトに上がっているお写真ももちろん素敵なのですが、舞台上で動いていると、あの真っ赤なコートが翻って本当にかっこいい。アクションシーンで振り向いたり跳んだりするたびにライトに映えて超カッコイイです。革靴を履いていらっしゃるので、歩くとまあまあ音がしたりするのがやばかった……。イッキが目の前で生きていました。イッキは太陽のように明るい仲間思いの魅力的な少年ですが、母を亡くし、自分を責め続けている人物でもあります。普段の振る舞いからはイッキの経験している苦しみは全く分からないですが、白い悪魔や父親と思われる人物と出会ったことで少しずつ流れ出していきます。キャプテンレッドに向かって母親が亡くなった時のことを語るシーンの演技、すごかったです。胸に迫ってくるよう。仲間を取るか、父親を取るかのシーンでの独白は圧巻。父親が見つかったと無理やり信じ込もうとするかなりネガティブな決意が、客席後方にいても目の前に見えるようで。このシーンの演技がとにかくすごいので、この後の白い悪魔がイッキに「目を覚めせ!」と叱責するシーンがすごく映えるんですよね……アドリブの楽しい演技はもちろんたくさんありました!放浪の海賊とのおしゃべりがほのぼのしていてかわいい。コイントスでコインを落としてしまって、慌てて手をかぶせてしゃがむのが本当にかわいかった。マルローとのやりとりも、親しい信頼する仲間に話しかけている感じがよかったです。マルローがイッキに近づいていってしまう気持ち、わかる。心理的にもそうだけど、物理的に距離が近づいていくの……イッキの陽だまりみたいな雰囲気、わかる。

 

マルロー

溢れ出る頼れるお兄ちゃん感。小波津亜廉さん、見た目が良すぎる。レビューコーナーで目の前を通過していく姿が2019年に生きる同じ人類とはとても思えなくて……。マルローの要素てんこもり衣装が似合う人、超しびれる。アクションすごかったです。走る姿がもうマルロー。1人だけ短剣でのアクションなので他の人と全然リーチが違って大変そうだなあと漠然と思った観劇前の自分、海に落としたい。拳とキックにすべてをのせる感じ、超しびれる。カッコいいどころの話ではない。演技はいわずもがなでした。マルローは過去に仲間に嵌められたことがあるので、やっとみつけた陽だまりのような居場所が大事で大事で仕方ないのに、その居場所がなくなりそうになった時に自分では動き出せない、みたいな葛藤をするシーンがあって。階段でうずくまってる姿すら……様になるじゃん……。白い悪魔が抱えているものを知ったり、放浪の海賊に背中を押されてイッキを取り戻しに行こうと決めた時は激アツでした。君はもうひとりじゃないね。マルローは信頼や友情について一番語っていてクサいセリフが多かったのですが、あの、はまってました。亜廉さん何者なんだ。俳優さんだ。かっこよかった。初代マルローからのまっすぐさはそのままに、過去回想や葛藤を丁寧に描いてくださっていて、マルローという人物を掘り下げてくださったのが嬉しすぎて筆者は泣いてしまいそうでした。ところで島に置き去りってえぐくないか。海賊怖い。お料理してました。フライパン叩きながらイッキと放浪の海賊を呼びに来るマルロー、ほぼお母さん。長い料理名を噛まずに言える。イッキと放浪の海賊は噛んでた。マルローはドヤ顔だった。かわいい。

 

白い悪魔カミュ

魔法使えそう(すっとぼけ)。菊池修司さんの立ち振る舞いがこれ以上ないほど優雅で、彼のいる場所だけ気温が低そうでした。床に這いつくばる姿すら美しいなんてことが実際にあるんですね。と思ったら2回目観に行ったときにはさらに動きが美しくなっていた。マジか。初代白い悪魔役のカミュ様が白い悪魔の衣装は重くて大変だった、みたいなことをおっしゃっていましたが、今回も見た感じ負けず劣らず豪華な衣装で、動くと、翻る……。衝撃波で観客は死ぬ。客席後方でのアクションシーンが好きでした。大きく動いているのに、洗練されていて美しい。もう一つ、彼の挙動で好きだったのが船室の大きなイスから下りる動作です。普通、大きいイスなので手をついてしまったりして、よっこいしょってなるじゃないですか。でも悪魔は格が違った。全くいい表現が思いつかなくてお詫びのしようもないのですが、少し上半身を前に倒して重心を前にずらしつつ組んでいた長い脚を軽々ほどいて地につけ、一気に立ち上がる、みたいな。擬態語にすると、スッ、フワッ。うーん。映像を確認してください。つって公式youtube と貼ろうと思っていたのですが、公式のダイジェスト動画にはどうやらこの場面はない。現場か円盤でご確認ください。白い悪魔は魔法が使えることで周囲から疎まれ、悪質な興味の対象にもなり、そもそも魔法が自分の体を蝕むので、とにかく強く在らなければならない状況で生きてきたし、強くあることを自分に課してきたのではと思っています。マルローに浴びせた「今のお前は自分の居場所すら自分で守れない。黙って従っていろ。」だとか、「失う前から失ったことを嘆くような奴と一緒にするな。」という言葉には、逆境に対して諦めていて、取り戻したいものがまだ手の届くところにあるのに手を伸ばそうとしないマルローへの怒りやいらだち、「まだ手が届く」ことへの一種の羨望みたいなものが込められている気がしていて。マルローもカミュもそれぞれ抱えているものはあるのにタイプが違いすぎて、認め合えても分かり合えないんですよね。そこがいいんですけど。厳しく生きてきた未熟なカミュに手を差し伸べてくれた赤い天使は彼にとってきっと神様みたいな人なんだろうな。キャプテンレッドを赤い天使だと信じ込もうとしているイッキを力強く諭す白い悪魔、語彙が凍るほど最高でした。悪魔は赤い天使と面識があるのに、「顔が違うから違う」って言ってもイッキは聞かないのを分かっていて、かける言葉が「お前の心に聞いてみろ」なの、大人。赤い天使ルーツの気高さを感じる。

 

オリジナルキャラクターの面々

ストーリーの核心から遠い順

スミス

こんなにいい執事を持ててカミュは幸せ者だと思いませんか。有事の際の作戦参謀を兼ねているので、戦闘シーンでそれっぽいセリフが出てきて楽しかったです。船員の教育係も兼ねていたり。船員の尻を叩いて姿勢を正す執事、いい。おそらく満場一致で最高なのはご主人様とのシーンです。日替わりパートでは、大きなウェディングケーキ型の箱からお菓子が出てきます。ご主人様の受け答えがあまりにもかわいいので現場か円盤でご確認を。だって毎回変わるから書ききれない。「カミュ様、サトウキビジュースのお時間です。」「存分に糖分をお取り下さい。」で笑いの起こる会場。個人的に爆推ししたい注目ポイントとしては、カミュが魔法を使ったダメージで苦しんでいる時で、観ている客の胸が締め付けられるような苦しい顔をするのです……。マルローに接近して遊ぶスミスさん愉快でした。

 

ミートマーケット・ジョー

名前直球すぎません?本人がこの名前で呼ばれることをめちゃくちゃ嫌がっててちょっと笑っちゃいました。まあそうだよね。名前も直球ですが、役もド直球の悪役で、それを全うしきっているところが推せたと観劇直後の自分が申して居る。ファーがたくさんついてて暑い衣装なのにアクションが激しいから臭くなっているかも、と心配する河原田さん。かわいい。キャプテンレッドいわくオッケー。二刀流のトップレベルに激しいアクションで、登場、ほぼイコールアクションシーン。キャプテンレッドが手の内を明かさないことにいらだつシーンの演技が16日と21日ではかなり変わっていました。16日は、冷淡な話し方で、21日はやるきのな~い話し方に変わっていました。どっちにしても、信頼なんてクソくらえだ!という彼自身のポリシーにそっていないセリフなので面白かったです。そのあとの「大事なところは一人で全部抱え込むってか……むかつくぜ!」と怒鳴るテンションとのジェットコースターが楽しい。要するにいい悪役。結末まで推せる。

 

キャプテンレッド

明らかに胡散臭い。何か他に書こうと思っていたのですが、申し訳ない、胡散臭い以外に浮かばない。影が薄いのでもストーリー上での役割が少ないとかでも全然ない。ただただひたすらに胡散臭い。銃を隠し持ったり、戦い方がセコイ。赤い天使のフリをやめた瞬間の豹変ぶりがすごかったです。ジョーとはまた違ったタイプで、ただひたすらに悪役でした。短くてごめんなさい。

 

放浪の海賊

普通の人なら公式サイトの時点で怪しいな、と思うのかもしれませんが、筆者はコミックレリーフだと信じて疑っていませんでした。勘が鈍すぎる。分かったうえで見ると、赤い天使に繋がる歌を歌えていたり、過去に捨てて後悔したものがあるといっていたり、イッキの母親が亡くなったことに食いついていたり、頑なに白い悪魔と会おうとしなかったり、怪しいでは済まない、ほぼ確定ですね。コイントスに決定を任せていたイッキに「余計なものぜーーーーんぶとっぱらって、自分の心に聞いてみな。」(曖昧)刺さる。背中を見せてくれてありがとう。16日公演ではそんなに感じなかったのですが、21日公演ではイッキと話していると親子にしか見えなくて困りました。顔が似ているわけではないし、ちゃらちゃら喋っている空気感は別に似てないんですけど、ふっと真剣に話すモードに変わった時や本当にちょっとしたたたずまいや纏っている雰囲気が同じな瞬間がありました。最期の船から飛び降りる時に3人にかける言葉が「マルロー、息子支えてくれてありがとな。」「カミュ、お前はもう赤い天使から解放されるべきだ。」「イッキ、……愛してるぜ。」最低限の言葉で3人に必要なものをポン、とおいていってくれたような、かっこいいおじさんでした。船からの落ち方が美しかったです。

 

レビュー

歌もダンスもファンサもすっごく上手なので、あまり期待していないとほざいた観劇前の自分を海に突き落とします。ソロもユニットも全部良かったです。キレッキレでした。パイフロのサビの空中をキックする振り付けが好きです。イッキの曲がコール多めなのが良かった。

BGMも含めて曲がとにかくいい。さすがエレガ。歌詞もいい。シャイニング事務所すごい。劇団シャイニングすごい。

 

インタビューでもありましたが、自分の人生にも当てはまるようなセリフが随所にあって、それでも重くなく、エネルギッシュで疾走感ある舞台でした。映画の段階から、一人の少年の成長物語としても、人の弱さに向き合う物語としても、諦めを知ってしまった大人が自分を重ねつつ純粋な心に戻れる物語としても素地がしっかりしているので2時間15分の舞台作品として十分成立し得るんですよね。それを脚本の伊勢さんが汲み取って膨らませ、キャストさんスタッフさんの力で昇華させていいものを作った!という気概が伝わってきます。娯楽作品の側面とメッセージ性が強い面のバランスがちょうどいいので、普段舞台を観ない層も、舞台オタクやってる層も満足できる大衆向け作品かと。あと、初代のキャストさんのツイッターと2代目のキャストさんのツイッターやインタビューの両方を一通り追いかけてみて思ったのが、どちらもキャストやスタッフの皆様が作品を愛してくださっていて(リップサービスかもしれないけど)作品を通して出来た成長や気づきを発信してくださるのが良いところですね。やっぱうたプリ楽しいな舞台っていいな。またイッキ達に会える日まで、ヨーホー!

 

 

 

これから受験を迎えるオタクに捧ぐ

更新止まってる間、筆者受験してたのね

まあ元々カタツムリ更新でブログ3年目にして記事が6個しかない。ほぼ年中休業ブログだがそこは突っ込まんといてほしい。更新が止まっている間、正直view数0だと思っていたんだけど、見てくださった方がいらっしゃるようで……ありがとうございます。インターネットは広いですね。

受験勉強中、他にも色々しながらの生活だったのでマジでキッツかったんですよ。時間がない。5月のST☆RISHのファンミーティングすら行くの迷ったレベルで。結局行きましたが。(絶対に行った方がいいと助言してくれた友人ありがとう)

今回はそれ関連のお話。

 

結論から言うと、

たとえ受験生でもオタク活動は続けろ

これに尽きる。

ここから数年間、もしかしたら一生が左右されてしまうかもしれない受験。オタ活の余裕などないのでは、と思うかもしれない。ライブ行くのはやめよう……と思っている方もいるのでは。いや、我慢の方をやめるべきだ。ライブは行け。理由は3つある。

 

1、まず心が死ぬ

本当に死ぬ。冗談や誇張は一切ない。受験のストレスで自殺者が出る理由、身をもって体感した。受験はやばい。特に冬の直前期と言われる時期は、迫りくる本番と追いつかない自分の実力、理想と現実のギャップは超がつくほど苦しい。勉強やめたくなる。ほんの一握りの、圧倒的実力を持ち合わせ、ギャップを一切感じない超人のことは知らん。筆者は凡人なので超苦しかった。それに、直前期でなくても継続して淡々と、淡々と勉強を続けるのは普通に辛い。勉強やめたくなる。

そんな時、推しの存在でモチベ―ションを保つことをお勧めしたい。毎日寝る前に携帯画面に表示された推しに会うのを糧にするのお勧め。イベントに行ったっていい。その方が勉強への集中度が全く変わるから効率が上がるし、元気に生きられるから勉強を続けやすくなる。心が死なない。勉強は継続こそ命です。英語とか1日やらないと文章を読む速度とか明らかに落ちるからね……半端ないってあいつ……受験終わって勉強しなくなったら全然できなくなったもん……そんなんできひんやん普通……

受験が辛すぎて自分が壊れてしまうくらいなら、いい意味で適当になって自分を保つのも策かと。ただし節度は大事ですが。

 

2、健康を害する

推しに会えないと体調を崩す。いま笑った?ねえ笑った?実話です。動かないので太る。でも疲れるから食べる。そのうち食べ癖が付く。また太る。太ると疲れやすくなるからさらに動かなくなる。悪循環。推しに会えないストレスでメンタルが死滅しているので気力とかがもうない。うまく言えないけど体調が悪い。筋肉が落ちきるので長時間座っていられねえ。こうなると詰む。推しの抑止力があれば暴食はある程度のところでとまったりしませんかね…筆者は止まらなかったんですけど。アニメ観ながら腹筋をする勤勉さがあればよかった。ライブ鑑賞はいい運動になるぞ。あとは走りながらぶちあがり曲熱唱かな。推しに会えないと体調を崩す。本当だよ。

 

3、行けなかったイベントへの未練

本当にこれ。マジで。言葉では言い表せないほど悲しい。絶望の渦。夏のオンリーショップ、時間・距離的な問題で踏ん切りがつかず断念。QUARTET NIGHT LIVE FUTURE 2018、いや自分受験生……と踏ん切りがつかず断念。これ。踏ん切り。つけろ、つけろよと。つければよかったじゃんみたいな。はあ~~。後者なんか結局劇場の近くまで行ってるからね!!じゃあチケットとっておけばいいだろと!!イベントには行こう!筆者のようにイベントゾンビになりたくなければな!学生さんだと学校があるから時間がなくて躊躇うのはわかるけど、どうせ社会人さんでも浪人さんでも時間がないのはみんな一緒だと思うし、いやむしろ休日取得の理不尽が存在する社会人が一番時間ないか……。時間はないわけではなくて、作るものなんだと分かった時にはイベントは終わっているから……推しを推せることは70億分の1、同じ時代に生まれた奇跡だから……無理にとは申しませんが……本当に悲しいよ……。

 

自分のアイデンティティー(オタク)は手放さずになるべく後悔なく過ごせるといいけどそうはいかないよね。がっはっはっは。今はとってもいい時代なのでこんなクソ記事読まなくても受験生活について発信している神々は星の数ほどおわすので、適当なワードでぐぐるのが良いかと。おわり。

 

 

ST☆RISHファンミーティング

チキチキ!

ST☆RISH ファンミーティングセトリ予想大会!!

Welcome to ST☆RISH World!に参加できることが決まった浮かれポンチ筆者が予想しちゃうぞ〜〜!!!

 

このコーナーは私の独断と偏見に基づいて、ST☆RISHのファンミのセトリを予想するコーナーです。

 

公演予定時間は3〜4時間(多分)。なので間をとって全部で3時間半と仮定して、ライブパートとトークパートが半々だとすると、ライブパートは105分くらい?

普段のライブで歌う曲数が30曲前後なので、その半分の14,5曲をピックアップしていきます。

 

1, Welcome to UT☆PRI WORLD!

これは歌うでしょ。ライブタイトルだもん。

初めてライブで歌われる!!聴けることになって本当に嬉しい!7人の始まりの曲。

 

2,ウルトラブラスト

これも歌うやん。楽しみ〜〜!!会場に点火してほしい。爆発します。

「燃えるような夢を」

って言って欲しいねん。CD音源だと真斗の言い方がドラマチックで一番声が聞こえてくるよ。音也とレンのクールな言い方がカッコよくて好きかな。

トキヤの歌声の破壊力が好き〜〜!!!

CメロのST☆RISHっぽいメロディーが好き。

 

3,ファンタジック☆プレリュード

歌って。トロッコでこっちまで来て。花火爆発させてほしい。地球まるごとST☆RISHのお城だよ。

 

4,一緒にHang in there♪

一緒に頑張ろう!これ聴きたいんだ〜!!!

ラジオで流れてたからワンチャンあると思っている。イントロと間奏が可愛くて最高。ブンブンタオル回しちゃう。ついでに世界も回します。

 

5,ADVENT ACE

クラス別曲は多分AASS特典だと予想。Aクラスとセシルのクールでかっこいい曲!陽が落ちたあとに歌ってほしいなぁ。4人の歌い分け?がかっこいいから、ライブでカッチリはまったらかっこいいだろうなぁ。4人ならきっとやってくれる。

 

6,Superb Spirit

Sクラ曲!レンと翔がいちゃついてくれたら、私はもうほかに何もいらない。もしもトキヤが二人の間に割り込んでくれたなら、西武ドームの塵となって消えよう。

 

7,天空のミラクルスター

この曲はファンミーティングだからこそ歌ってほしい。あとメットライフドームは天空ネタが出来る会場なので。冗談です。life(人生)のキーワードが入っている曲で揃えることにもなるので、まとまりも良いし、8年目を迎えるうたプリでやれるテーマかなと思う。どんなことが起こるのか分からなくても、日々を全力でキラキラに生きることがうたプリがくれたメッセージだし、その力をくれるのがプリンス達だと思っています。奇跡を起こそう。

 

 

8,虹色☆OVER DRIVE!

音也ー!!

ハッピーなファンミーティングで歌うならこれじゃない?最近歌ってないし!限界突破しよう。歌詞がすごく好きです。

 

9,BLUE×PRISM HEART

ヘリで迎えに来たいという中の人鈴村健一さんの願いを叶えてあげてほしい。

 

10,Top Star Revolution 

ここで。あえてのDebut曲。夜の西武ドームで歌ってほしい四ノ宮那月曲ベストワン(私調べ)転機を迎えたST☆RISHの、一メンバーとして、最年長四ノ宮那月くんに力強い決意の歌を個人として歌ってほしい。

 

11,CRYSTAL TIME

覚えていますか、プリンセス?

 

12,悪魔のkissは炎より激しく

この曲に焼いてもらわないとわたし死ねない。かわいいレンくんもかっこいいレンくんも大人なレンくんも子供みたいに無邪気なレンくんも大好きなの

 

13,Changing our Song!

翔くん、全く予想つかなくて、TRUE WINGとかも考えたけど素直に一番好きな曲を載せます。テンポとリズムが良くてかわいい曲です。歌詞のエグさが好き。来栖翔くんはイケメンだって何度でも言える。

 

14,DESTNY SONG

7人が7人のための世界を作るファンミーティングだよ?この曲しかないでしょ!!7人が世界のために演奏した曲だよ。あわよくば得意楽器×7の生演奏が聴けないだろうか。夕方の西武ドームで歌ったら絶対素敵だよ。エキゾチックで神秘的でファンタスティックなセシルちゃんの歌が聴きたい。音楽は宗教。

 

15,未来、夢、ありがとう…そして!

タイトルと内容がドンピシャなので。上松レディは「そして…WE ARE ST☆RISH! 」だっておっしゃっていたけど、ST☆RISHはまたもっと先の「そして」を見せてくれる気がする。

 

マジLOVE1000%は歌うとしたらアンコールじゃなかろうか。でもファンタジック☆プレリュードでも10!9!つってカウントダウンするし被るからないかな?とも思う。

 

いや〜〜楽しみ。多分ソロ曲はほぼ当たらないから。順番も結局適当です。セトリ予想の概念が揺らぐ。考えるだけならタダよ

コールの練習しよう!

『三銃士』と『トロワ-剣と絆の物語-』

シャイマス開幕!続いて最高な2月も開幕!ウルトラブラスト発売!シャイマスも残すところリコリスの森のみとなったこの愉快なタイミングで三銃士とトロワ-剣と絆の物語-の感想をあげる勇気ある筆者、私!

Lost Aliceも原作研究中ですいずれ感想上げます。

 

ここから先は

アレクサンドル・デュマ『三銃士』

同じく 『二十年後』

うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Masterpiece Show『トロワ-剣と絆の物語-』

のネタバレを大いに含みます。ご注意ください。

 


『トロワ-剣と絆の物語-』
三銃士前日譚。キラキラなアイドル達が挑戦する中世フランス群像劇、面白いから観て。

『三銃士』
19世紀フランスで出版された少年漫画だと思ってくれればいい。こんなに熱い絆と闘いの物語が19世紀フランスにすでに存在したのすごくない!?しかもこれが21世紀の日本で読めてしまうから、文学は偉大だと思う。フランス語を勉強したくなるよ。カミュがツイートしてたけど、三銃士は大長編でして、『三銃士』『二十年後』『ブラジュロンヌ子爵』という三部からなります。当記事ではそれぞれ一部、二部、三部と呼ばせていただきます。筆者は二部まで読破しました。まだまだ勉強不足ですので、拙い点が多いかと思いますがご容赦ください。

 

アトス
目的のためには捨てるべきものは迷わず捨てるの、とてもカミュじゃない?二部の終盤とかで貴族の誇りが傷つけられる(英国王チャールズが辱められ殺されるシーンなど)と、普段の様子からは想像もつかないくらい怒るの、カミュじゃない?貴族の誇りをよく理解しているカミュじゃないとアトスの過去への葛藤(第一部 周囲の反対を押し切って罪人を妻にしてしまい挙句その女を殺す)とか怒り(第二部 先述)は表現できないと思う。すごくハマり役。事務所が考えてキャスティングしている。カミュが持っているのは女王への敬愛で、アトスが銃士隊に対して抱いているのは居場所をくれたという恩からくる尊重と愛だと思うんだけど、どっちも捧げているのが「服従」って言うの、面白い。(それをアラミスに批判されているのも。皮肉の一貫ではあるけどこれはアトス刺さる。)その違いをカミュはどう解釈して演技に落とし込んだんだろう?カミュはただ剣として忠実に尽くすことに誇りを持っていたけど春を知って、1人の人間として生きてみたくなる、というお話でしたね。アトスはアラミスに「ただの犬」って言われて言葉に詰まっているから、アトスはただ盲目に尽くすことには価値を見出していなくて、銃士隊と同僚への愛をもって尽くしている人なんじゃないかな?だとしたら、その愛(注)は今のカミュさんじゃなきゃ演じられないなと私は思う。
第1部でアトスは隊員仲間のためには我が身を省みないくらいの献身をしているから…よくここからトロワまでアトスの人格を読み込んで話を作り上げたなぁ…本当すごい。


ただ「愛」って書いたけど、アトスの愛は「情愛」だと思う。アトスがダルタニャンに向けている子を思うような気持ち、情愛以外の言葉で表現できたら教えてもらいたいので連絡ください。切実です。

こういう愛を(こだわり…と言ってしまってもいい)もっている人だから、カミュさんから「ショーのために3人でコミュニケーションをとろう」と言い出したのなら、カミュは本当にプロ意識の高い、実直なよく出来た人だなぁと言わざるを得ない。性格は悪いけど。

 

ポルト
「登場すると安心する枠」として認識している…要約すると「いい人」
彼は貴族の次男か三男で自活するしかないので「信じられるのは己の力だけだ!」というのも理解できる。銃士隊は彼にとって力を発揮できる都合のいい場所なので。最初はね。彼の腕も心も、また一つの強さの形だよなぁと思う。多分三人の中では一番自活力と生存力が高くて、作中で見栄ははるけど、あまりに無鉄砲なこととかはむしろアトスがやってたりする。見栄も微笑ましいというか、三銃士割とコメディなのでその一つとしてお話に馴染んでいてキャラが立っててかわいいし。ポルトスの腕っ節とダルタニャンの頭があればそこらのことはできてしまうので、そんなに大きくない事件だと見栄っ張りな性格を原因に退場させられがちなのよね…。退場さえしなければいつもしっかり自分の力を発揮する、安定した、しっかりした人というイメージがあります。それをヒーローに憧れる翔くんが演じるの、自分の力不足を嘆いて嘆いて(Debut)、やっと自分にしか表現できない等身大の強さを見つけた翔くんが演じるの、感慨ぶかい。とても有り難い。つい拝んでしまう。見栄を張る来栖翔くんかわいいです。

 

アラミス
貴族の次男か三男というのがめちゃくちゃいい…次男は財産を相続できないので自活するしかない。でもなんでアラミスは神学を志したんだろうね?
アラミスはアラミスの事情(女)と目的(女)があって入隊しているので、銃士隊を大事に思うアトスやポルトスの気持ちは…分からないよね…。特にポルトスとは真逆のタイプすぎるのであいいれませんよね…(原作はそこまででもないよ…トロワは前日譚だからね…。アラミスが女王の悪口言ってポルトスがたしなめるシーン超好き。
哲学を学び始めた藍ちゃんが神父志望演じるの、きっとすごく勉強してから演じたでしょ…。キリスト教哲学とかルイ13世あたりからピューリタン革命後のヨーロッパ史教えてくれそう。翔くんに。)
自分とは違う考えを受け入れられない時期が自分にもあったって(プリツイ)振り返るの、もうこれすごい愛しい。ちょっと恥ずかしいやつじゃん…。FORCE LIVEのシャニライのストーリーでも言っていたけど、成長し続ける美風藍、めちゃくちゃかっこいい。
トロワ-剣と絆の物語-でアラミスは「弱さ」を一番最初にだしてしまう役で、銃士に対して思い入れが深くないことが要因ではありますが(そこから仲間への信頼を覚えて「三人は死ぬ時も一緒」と言えるまでがトロワでの彼の成長であり物語の肝)でも考え込んだ上で(←すごく美風藍)今自分がいる道が捨てられなくなってしまうの、アラミスちゃんの業と可愛さ。神学どこいった。これは原作でも2回くらい出てくる。
一度決めると心の奥底ではすごく固い子。二部で対立する派閥としてダルタニャンとポルトスと再会した時、立場を貫こうとしたり。意志は固い子です。銃士の誓いが勝ちますが。アトスの説得で。いくら対立しようと心はいつまでもあの時のままなんだよ。仲間への思いは人一倍だから英国王チャールズ救出の時アトスに「お前には死んでもこれをやり遂げてもらわねばならん」と言われて理解力があるのでその必要性を理解して頷くけど仲間全員に接吻して回るんだよ彼は。情を捨てきれない。彼は結局いつまでも銃士であるんだと思います。願わくば永遠に。
(アラミスやたら死地に赴かされがちなので死ぬの分かっててこれを歌で聴くと辛いんだよね)

三人とも、出自の事情で自分のことを簡単に曝け出すわけにいかなくて、原作だとヴィクトル隊長(嶺二)しか三人の本名を知らないという設定があったりして、いや三人以外にも銃士隊に入る奴なんてみんなワケありなので全員偽名を名乗るんですがそれはどうでもいいとして、
ともかく、アトスは過去の負い目があり、
ポルトスは自分の力しか信じず、アラミスは人(女関係)に揉まれすぎて銃士隊に入っているので、信頼し合えないのは当然ではないかと。アトスは年長者なりに努力するけど仲間を背負いきれない、自身の負い目からくる弱さをずっと引きずっているし、ポルトスは単独行動が活きるし、アラミスは皮肉散弾銃。ただ三人はそれぞれ足りないものをそれぞれが持っているから(例えばポルトスの力とアラミスの頭とか、アトスの統率とアラミスの遊撃。)ヴィクトルはそれを見抜いていてそっと支えてあげてるの、従僕たちは主人を信頼しているからそっと背中を押してあげるの、原作だと絶対ありえないのでやってくれて良かった。ハートフルだった。トロワありがとう。
吊り橋効果だと言ってしまえばそれで終わりでもあるんだけど、背水の陣というのはどうやらその人の人格が如実に表れでてしまうようで、闘いを通して三人が自分と向き合って仲間の大切さをそれぞれの立場で自覚するさまは正に「群像劇」であるので、中世フランスを熱く駆け抜けたい方は是非ご覧ください。全国のCDショップで販売中、TSUTAYAでもレンタルしてます。

 

三人のうちで分量に差が出てしまったことは反省しております…!本当に…!言い訳させていただくと、原作でのそれぞれの過去に関する記述量の差です……もっと勉強します……

リコリス楽しみ……

2017年後半のうたプリ

うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live が配信開始されてから早4ヶ月以上…2017年も怒涛のうたプリyearでしたね。

ブログの存在をすっかり忘れていました。
 
シャニライ配信以降のことを振り返りますと……
QUARTET NIGHT LIVEの円盤発売、マジLOVEライブ6th STAGE円盤とライブの円盤が2つも発売されました!
ゲーム関連ではAASS LOVEが発売され、さらに7周年イベントも行われ、まさに7周年にふさわしい、今までの歴史を振り返り、次につながるような約半年だったと感じます。
 
新たな展開も発表されました。プロジェクト名は、「Shining Masterpiece Show」
名作を原作とする3作品にシャイニング事務所のアイドル達11人が出演する、とのことです。非常に楽しみでわくわくしております。
 
『Lost Alice』はカラフルなおとぎの国、
『トロワ』は厳かで華やかな中世フランス、
リコリスの森』は真紅と漆黒の森の中
 
と、公式サイトから得た印象を書き連ねただけでシャイニング事務所がヤバイ事務所だということがバレてしまう…なんの事務所だと思われるかもしれませんが、芸能事務所です。
一番厳格な世界観のトロワが恐らく唯一のドタバタ系群像劇なのが面白いです。しかも主演が真面目な子たちばっかりなのが個人的にすごく良いと思います。『三銃士』は原作ファンでもあり、大好きな作品なので、女たらしアラミスを藍ちゃんがどう演じるのか、ポルトスの人柄を翔くんがどう表現するのか、アトスの絶妙な立ち位置をカミュはどう解釈するのか、とても楽しみです。キャラクターにかなり手は加わるでしょうが(原作もドタバタ系ですが、かなりそれだけではない部分が…ぜひお読みください)、それも一興。Camusはフランスにルーツのあるお名前らしいので、もしかしたら原作を読んでいるかもしれませんね。
 
普段天真爛漫で売っている子たちが一番ダークネスなリコリスの森で主演なのもすごいなと思いますね。でもセシルちゃんのキャスティングすごくハマっていると思いますし、これは今のセシルちゃんでないと演じられないですよね…。レンくん、ビジュアルがめちゃくちゃかっこ良いです。衣装がとても可愛い。また割りを食う役の雰囲気がしていますが……笑。トキヤと音也はすごい…ですね…。この二人の引力には誰も逆らえないと感じます。ビジュアル、モチーフ、ストーリー、全てがハマっていると思う。シャイニング事務所の頭脳はやはり優秀だった。マスカレイドミラージュで近親相姦はやったけど今度は禁断愛か…ほんとに勇気あるな。音也とトキヤはもうそういう立ち位置にある運命なんでしょうね…。もう、もろ、じゃん。モロ。公式サイトの気合いが全然違うもん。
 
Lost Aliceはぜんぜん筋が予想できないです。BAD END でしょうか。GOOD ENDでしょうか。嶺二が背負わされている感がありますが、那月の演じるチャールズ、カミュ演じるアルバート辺りも気になりますね。
蘭丸のチェシャ猫の見た目が好きです。見た目が!アウトロー系がやはり巧いですね。
真斗はさすがの演技、これぞ脱帽、です!!他2作品でもそうですが、今回かなり難しい役を演じている……。事務所から真斗への信頼を感じますね。真斗は場数と、お芝居への思い入れがやはり違う。本人のやりたいことを尊重してくれるシャイニング事務所で良かった…本当に。
 
発売日が徐々に近づいています。
彼らの新しいステージ、彼らが全力で挑むのならば、筆者も全力で応援するまでです。
彼らの作る新しい名作の世界と、切り開いてくれるであろう彼ら自身の新たな境地に期待を。
 
シャイマスの話が長くなってしまったので、劇場版などの話はまた今度……ブログの存在を忘れそうだけど。
 
 

365日捧げたい

うたの☆プリンスさまっ♪に。

しんどい。うたプリがしんどすぎてブログまで作ってしまった。誠にしんどい。

 

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↑やめました(2019年3月17日追記)

 

→再開しました (2019年4月25日追記)

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